「都市との対話」展
 -Dialogue with the City-

出品作家


カトウチカ / KATO Chika


■2002年、東京芸術大学美術学部絵画科油画専攻卒業。東京都在住。
映像や写真、ドローイング、オブジェなどを使いながら、空間にゆるやかな思考とイメージのネットワーク=「見えない彫刻」をつくりあげ作品化している。



主な個展
2007年 
「Farther and Closer」NADiff(東京)
2006年 
公開制作「水をハコブ」BankART Studio NYK(横浜)
2005年 
「Reading Water」INAX ギャラリー2 (東京)
「Reading Water」art & river bank (東京)
2004年 
「作庭」Space Kobo & Tomo(東京)
2003年 
「Escalator Driving」OギャラリーTOP・S(東京)
2002年 
「名前のない時間」名刺入れギャラリー
「Passage」Oギャラリー内(東京)

主なグループ展・イベント
2006年 
「Nomad Theater vol.1」UPLINK FACTORY(東京)
「Private Eizone」(ヨコハマ映像文化都市フェスティバル「ヨコハマEIZONE」)横浜市
2005年 
「screaming video screaming」gallery archipelago(東京)      
「Outside Video Festival」
(Alternative Space Loop企画)韓国
2004年 
JRタワーアート計画「ちいさな私のおにわ展」JRタワー(札幌)
2003年 
「Artists by Artists」森アーツセンター(東京)
「第4回SICF」スパイラルガーデン(東京)
2002年 
「取手アートプロジェクト2002」茨城県
「Discovery 2002」Key Gallery(東京)

受賞
2004年 
武蔵野市立大野田小学校パブリックアート公募プロジェクト A部門優秀賞

パブリックアート
2005年 東海村立東海病院 


《水を ハコブ―「見えない川」に住む人々―
「見えない川」は、2002年からはじめたArt Projectです。この時は、架空の洪水の痕跡を現実の町の中に差し込んでいきました。
泥の跡、流れ着いた果物、架空の川の地図、壁の間に残る水面の映像、つくられた洪水の記憶などです。

   


        
《見えない川》2002年
取手アートプロジェクト2002 茨城県


2006年の公開制作では、「見えない川」の水(映像)を横浜に運んできました。そして、スタジオに来た人達に、「見えない川」の周辺に住む人としての役割を持ってもらおうと考えました。
まず、その人のポートレートを撮影し、第一印象や会話をもとに、架空のキャラクターとしての短い物語をつけていきました。

スタジオ内には、川の中を歩く足の映像がエンドレスに流れ、幾つかの写真が部分的背景として立体的に重ね合わせて置かれ、訪れた人は、実際に映像の世界の中に入り込んで行きます。その人のイメージは、作品の要素となっていくのです。写真の上にも映像は流れ、幾つかの物語世界が同時に流れ、訪問者はその登場人物となりました。
この過程において、人々は、一時的にイメージの世界の住人になり、「見えない川」は、少しずつ現実の世界に近づいていくことになります。

       

    

《公開制作「水を ハコブ」》2006年
 BankART Studio NYK(横浜)


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