The House「気配の部屋」 – Dialogue with the City

東京・六本木にある、解体前のモデルハウス4棟を使った展示企画において、ゲストキュレーターとして展示企画に取り組みました。

[会期] 2008年5月19日（月）～5月29日（木）　※終了しました
[会場] 日本ホームズ住宅展示場 N棟（東京都港区西麻布3-2-19）
[開場時間] 11:00～17:00
[入場料] 無料
[主催] 団・DANS
[企画] 橋本誠（キュレーター）、吉岡理恵（アシスタントキュレーター）
[出品作家] 阿部岳史、雨宮庸介、窪田美樹、さとうかよ、平野薫、丸山純子、山崎龍一

関連サイト：The House「気配の部屋」

The House -気配の部屋-
「The House」展は、東京・六本木という大都心の一角にたたずむ4棟のモデルハウスを会場として利用しながら、若手の現代アーティストを広く紹介・支援することを目的とした展覧会です。主催者である団・DANSによる公募プログラムによる展示と、2組のゲストコーディネーターによる企画プログラムにより構成されます。

本ブログでご紹介する「The House ―気配の部屋―」は、モデルハウスという特殊な空間を生かしてインスタレーション作品を中心とした展示を行う企画プログラムのひとつです。

普段から人々が暮らす住空間に限りなく近い空間でありながら、極めて清潔で生活感が希薄であるという会場の特性に着目して、ぬいぐるみや衣類など身の回りにある物を素材とした作品、人の存在感について考えさせられる作品など、そこに本来存在していない物や人の「気配」を感じさせる作品を展示します。

作品が生み出す気配は部屋からモデルハウス全体へと広がり、日常生活のように親しみやすいのだけれども、どことなく不思議で驚きのある体験を提供してくれるでしょう。